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○○が変わると、映えも変わる

こんにちは。
色彩コーディネーター、優秀賞受賞パーソナルカラーアドバイザーの優希宙輝です。

今朝、目覚めて、カーテンを開けると、
「あれっ?」
昨日までとは違っていました。

寒さも和らぎ、木々も芽吹き、春の訪れが感じられる今日この頃。
ファッション誌では先月くらいから春物特集が多く見られました。


 みなさまは衣替えってどのタイミングでされていますか?
立春とか、3/1からとか 、カレンダーにそって?
それとも気温にあわせて?
街行く人々の変化にあわせて?
それぞれのご事情でいろんなタイミングがあるかと思いますが、
私は
「今日から変わった」
と感じたタイミングを大事にしています。

なにによって、「今日から変わった」と感じるかと言うと・・・
陽射し(光)です。

光の加減で色に対しての感度が変わります。


 今朝、カーテンを開けたら、
「あ、春の陽射しになってる」
と感じたので、今日から春を意識したものを身に付けるといった具合です。

感じた方は個人差がありますので、それぞれですが、
陽射しが変わると、それに従って「色」も変化するのです。


 初めて海外に行ったのが20歳の頃。
イギリス周遊したあと、パリを観光するという素晴らしい、ひと夏を過ごしました。
現地で不思議に感じたのが、色使いの違い。

シックな色がとても素敵に感じられ、日本で流行っていたモノトーンとは全然違う印象になるのだな、と思いました。

景観(建物や街並み)が石造りで歴史を感じさせるから、
服を纏う人が彫り深く、華やかな顔立ちだから、
など、色んな面から同じシックな色使いをしても違う印象になるのか
滞在中、観察してみました。

で、行きついた結論は
「光、太陽が違うから」
になりました。

日本とイギリスでは緯度が変わるので、陽射しが違ってきますよね?
陽射しが違うと、映える色も変わってきます。

イギリス、パリはグレイッシュな色がその陽射しにとってもあっていましたが、
日本でグレイッシュな色は野暮ったくなりがち。
ハワイなど陽射しが強い地域では原色が映えますよね。


「なるほど~ 陽射しでしっくりくる色って違うんだ。
髪や目の色素、顔だち、景観とかだけじゃないんだ」
とその頃、ひとり納得してから、
世界のいろんな地域でいろんな色やアートを見ることが楽しくなりました。

 それからかなりの年月を経て、色彩学を学ぶことになるのですが、
やはり、光は色に大きな影響を及ぼしているという理論を知りました。


海外向けの日本車を現地工場で製造するのもそういった理由からだそうです。
(日本で見える色と海外に持って行って見える色は異なる)

逆バージョンで言うと、海外で
「この服素敵」
と買っても、日本に持って帰って着てみると
「なんかヘン」
になってしまう・・・

光の加減が異なることで、見え方が違うってあまり意識されないかもしれませんが、きれいに見える、見えないの分かれ目になるので重要ポイントです。

 余談ですが、関西は原色好きと言われますが、東京と比べて少しでも陽が強いからでは・・・?と思ったりもします。


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 今朝は昨日までと陽射しが違うな、と感じたので春物に変えようと、衣替え。
春物はいろんな色が花咲くように出てくるのでウキウキします。

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